土曜日

アーモンドは2度おいしい ?


不朽の名作「1粒で2度おいしい」とは、江崎グリコの「アーモンドグリコ」。 1955の発売以来キャラメルといえばコレ(でした)。 アーモンドグリコにはちっちゃな粒が、少しですが混じっていたように思う。口の中でこの粒に出あうと、キャラメルと選り分け食べた記憶がある。

..... だから2度美味しい、なのかナ?

アーモンドは、アンズ、モモやウメの近縁種ですが果肉が薄く、
果肉を食べることはありません。
わたしたちは、果肉と種子の殻を取り除いた仁(生アーモンド)を炒って、もしくは揚げたものを食べています。
マグネシウム、ビタミンE、ミネラル、食物繊維が豊富で、生活習慣予防に見逃せない栄養素がいっぱいのアーモンド、カロリーは高いのですが、
しかし、アーモンドは肥らないと言われていますね ..... なぜ?

アーモンドは肥りにくい、という
GI値提唱者ジェンキンス博士らの報告があり、
・よく噛むことで満腹感を得やすい
・安静時のエネルギー消費が増加する
・ある程度は粒としてそのまま排出される
報告では、食べたアーモンドのカロリーは差し引きゼロになるという。
これなら、小腹が空いたときのスナック菓子の代替えになります。

アーモンドは悪玉コレステロールを抑制
アーモンドは脂質を55%含みその約70%は、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸で特に善玉コレステロールを維持したまま悪玉コレステロールだけを制御する働きがあります。しかも悪玉コレステロールを酸化させにくくする働きもあります。

アーモンドは肝機能や粘膜を保護
アーモンドはビタミンB2が多く、B1、B12(葉酸)も含んでいます。 ビタミンB群は、糖質や脂質の代謝にかかせないビタミンで、、肝機能を高め、粘膜や皮膚を保護すします。

アーモンドはビタミンEが豊富
ビタミンEは活性酸素による体細胞や血管の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、老化の予防に役立つ。悪玉コレステロールの酸化を抑制し、過酸化脂質の生成を防ぎ、心臓病や糖尿病の予防に役立つ。

アーモンドのビタミンEがフラボノイドを助ける
アーモンドを食べるとポリフェノールとビタミンEを一緒に摂取することになりますが、相乗効果でLDLコレステロールの抗酸化作用が強化されることが米国の研究で確認されています。
<アーモンドの皮に含まれる主なポリフェノール>
カテキン エピカテキン イソラムチネン ケンフェロール ケルセチンなどを含むと言われています。お茶やブロッコリー、イチョウやタマネギなどでお馴染みの抗酸化物です。 ん〜、すごいですね。
果実の皮に有るというのは理解しますが、私たちはアーモンドのタネと、タネの皮を食べているわけで、どうなのでしょうか。

アーモンドのミネラルはバランスがよい
カルシウム、鉄、リン、カリウム、マグネシウム,亜鉛等のミネラルを豊富にバランス良く含んでいる。
一般食品の中でもナッツはミネラル分が豊富だといわれていますが、特にアーモンドは不足しがちなカルシウム、鉄、マグネシウム等の補給源として最適な食品です。

アーモンドは不溶性食物繊維が多い
およそ12%の豊富な不溶性食物繊維を含み、腸の働きを活発にして整腸を促す。有害物質やコレステロールを吸収し抑制する作用がある。

アー モンドオイル
アーモンドは中央アジア原産で、ペルシャと中国では3500年以上前から栽培されています。アー モンドオイルは脂質に富んだアーモンドから抽出した油で、アーモンド特有の甘く香ばしい風味を持っています。サラダやドレッシングをはじめ、魚のオーブン 焼きやソテーによく合います。また、ケーキやクッキーなどにも最適です。一価不飽和脂肪酸が豊富で飽和脂肪酸が少ない、ノンコレステロールのオイルです。 保湿効果を持つので、石鹸作りやバスオイル、マッサージオイル、アロマセラピーオイルのベースとしても使用されています。

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