ヒトのインフルエンザ
カゼは、主にくしゃみ・鼻汁・鼻閉などの上気道の症状が顕著で発熱などの全身症状は軽い。カゼを引きおこすのはインフルエンザウイルス以外のウイルス(ライノウイルスやコロナウイルスなど)。
インフルエンザは、39℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られる。更に、気管支炎、肺炎などを併発し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴。インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引きおこされる。
豚インフルエンザ
2009年4月24日、メキシコにおいて、人が豚インフルエンザウイルスA型(H1N1型)に感染する事例が相次ぎ、4月25日夜にかけて1300人以上が感染し、80人以上が死亡する事態になり、増え続け、28日には死亡者が152人になった模様。
豚において、豚インフルエンザウイルスの感染は年中起こるもので、特に気候の急変時に突発的に発生し、豚群内ばかりでなく、周辺地域へ急速に伝播する。今回のメキシコでは豚→ヒト→ヒトのように、人間への感染や、ヒトとの間で感染が認められた。
羊(めん羊)
伝染病の腐蹄症(ふていしょう)や、様々な寄生虫による感染が知られ、インフルエンザは無いようだが、もっと怖い"炭疽菌"がある。
2008年8月17日、人民網によれば、中国とモンゴルの国境地帯スフバータル県付近で、200頭もの羊が死亡したと、MONGOLMEDIA.com が伝えた。原因は未だ不明だが、モンゴルの危機管理庁は炭疽ウイルス感染によるものと見ているという。
炭疽ウイルスは人獣共通感染症で、感染した動物との接触や汚染肉を食べることなどにより感染し、皮膚炭疽症、肺炭疽症、腸炭疽症などを引き起こす。人から人には感染しないという。統計によれば、2007年にはモンゴルで19人が感染。2008年以降も家畜への感染例は発生しているが、人への感染は報告されていない。
牛パラインフルエンザ
呼吸器の異常、一過性の発熱や流産も引き起こす牛のウイルス病。
年間を通じて、各地で発生する。長距離輸送や放牧、集団飼育に際して多発するので、輸送熱とも呼ばれ、接触感染や咳に含まれるウイルスによる飛沫感染により伝播。
症状は、呼吸器症状と発熱で、発熱、元気・食欲消失とともに、鼻汁、咳などの呼吸器症状を呈し、まれに流産、乳房炎がみられる。
ところで、狂牛病(BSE)はどうしたのか?
【Status】
2003年、カナダ産・米国産牛肉等の輸入禁止
2005年12月12日米国およびカナダ産牛肉の輸入再開
ただし、
(1) 全頭から特定危険部位(SRM)が除去されていること
(2) 20か月齢以下の牛由来であること
※ ビーフジャーキー、ハム、ソーセージ等の牛肉加工品やひき肉は輸入可能となっておりません。
※ 特定危険部位(SRM)とは、全月齢の牛の頭部(舌、頬肉を除く)、脊柱、脊髄、回腸遠位部のことを意味します。
鳥インフルエンザ
A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して起きる鳥類の感染症。
鳥インフルエンザウイルスは、野生の水禽類(アヒルなどのカモ類)を自然宿主として存在しており、水禽類の腸管で増殖し、鳥間では(水中の)糞を媒介に感染する。水禽類では感染しても宿主は発症しない。
家禽類のニワトリ・ウズラ・七面鳥等に感染すると非常に高い病原性をもたらすものがあり、そのタイプを高病原性鳥インフルエンザと呼ぶ。
現在、世界的に養鶏産業の脅威となっているのはこのウイルスである。このうちH5N1亜型ウイルスでは家禽と接触した人間への感染、発病が報告されている。
馬インフルエンザ
馬流行性感冒、略して馬流感とも言う。
馬から馬へは感染するものの、馬から人などへの感染はないとされるが、犬には感染する可能性がある(犬インフルエンザの原因になりうる)。
馬インフルエンザウイルスは、馬が死に直結する程の強い毒性を持たないという。
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