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金曜日

今後、食べたい野菜は何?

ミツカンの調査の話。
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子供時代と比べ、
53.8% が、サラダを食べる機会は「増えた」、
31.4% が、「やや増えた」、
とくに50代では全員が「増えた」「やや増えた」と答えています。
http://www.mayonnaise.org/new/menqete03.html
とある。また、
<現在はあまり使われていないが、今後サラダに使いたい材料(野菜)>
との問いに、
パプリカ・きのこ類 ・ハーブ類 ・アルファルファ ・豆類 ・アボガド・クレソン・ルッコラ・チコリ・かぼちゃ、
..... などが挙がっている。
/////

3食の食事の用意に時間をかけることができる人、
もう一度、書く。
「用意に時間をかける」ことができる人、
このような人が増える兆しはない。

生食が多くなりそうですね。

生食の野菜サラダを盲信していないだろうか?

サラダは、
パンと肉食が多い欧米人にとって、腸の働きを助け体の調子を整える“薬”とされてきました。肉は焼いて食べるために、ここからビタミンは摂れない。また、日差しが弱いヨーロッパでは根菜の種類は少なく、ビタミンやミネラル、食物繊維の補給は、限られた野菜からとなる。

欧米から日本に入ってきた葉物野菜は数知れず、しかし、根菜となると、どうだろう? ジャガイモ、ニンジン、小ぶりのラディッシュ、などコロンブス時代まで遡るようなことになる。アジアの豊かさはここにはない。

欧米の葉物野菜は、
肉食との関係でバランスを取るために食べるもの。
彼ら自身、これができない人もいる。
東洋の陰陽五行からみても、陽性の肉に組み合わせる陰性の野菜は、
理に叶うもの。これを、合理的といいますね。

また、陰性の野菜も、調理で加熱されると陽性になります。
野菜の生食が多くなりすぎた障害は、
野菜ダイエット自滅の告白に見ることができます。

そういえば、
一本のタバコで失うビタミンCが 25mg といわれる。
今までは、「では、補給しておこう」と、ご指摘に感謝していたが、
野菜なら、ホウレンソウ70g分を消費することになるわけだ。

喫煙者が失った分を取り戻そうとすると、
タバコ一本で、ホウレンソウなら70gが無くなるという話。
(実際には吸収率の問題で、もっと必要)
サプリメントの原料は野菜なので、
野菜に置き換えて説明してくれると、タバコの罪もわかりやすい。
害だけでなく、罪もあることが判りました。
..... 。

話を戻します。

野菜は、生食と加熱調理、両方で食べましょう。
ビタミンCなら生食で、カロテンやミネラルなら加熱調理で、
生食に偏らないこと。
生食が増えたら、加熱調理も増やすこと。

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■ 関連ページへのリンク:野菜の美味しい1月〜12月 (旬の野菜)
■ 天然ゴーヤのエキスパウダー:糖素減(とうそげん)
■ 年間、1億6000万本:丸ごと使うチキンスープ チキンエッセンス

美容のダイエット・健康維持のダイエット・メタボ脱出ダイエット ... そこで、アミノ酸ダイエット・低インスリンダイエット・骨盤ダイエット・リンパダイエット・脂肪燃焼ダイエット ... 目的や方法は十人十色だけど、成功の基本は3食の食べ方。旬の野菜を食べ続けていれば大抵のダイエットは成功する、リバウンドはしない。体の中からキレイを作るためにも野菜は欠かせない。

日本料理には無いサラダ

生の野菜サラダ、日本料理にはない。
山芋のような根菜を「生」で食べることはあったようですが、
日常の食べ物ではないですね。

日本にサラダが入ってきたのは比較的に新しく、明治の頃。
それまで日本人には、生野菜を食べる習慣はありませんでした。

一般に食べるようになったのは、 戦後の高度成長期らしいです。

大正時代、街では洋食の店も目立ち始め、
サラダはちょっとおしゃれな洋食として料理の本でも作り方が紹介され始めたそうです。(都会の話ですネ)

一方、生の野菜サラダに欠かせないドレッシング。
市販ドレッシングの生産は、戦後の昭和40年代後半から大きく伸びました。

つまり、このあたりから生野菜サラダの定着が始まったようです。
生活習慣病の始まることろも合致している? それは、考えすぎ。
(何事も、ここから始まるのですが ... )

欧米への「あこがれ」から、普及した感が強い野菜サラダは、
日本人の単調だった食事に夢を持たせてくれ、
多くなっていく肉食に対応するものでした。

なによりも、豊かさの象徴だったのかもしれません。
葉物野菜が不足していたビタミンを補給してくれたことは確かです。

しかし、野菜の煮込み料理はどうか。
「西洋もの」は、ご飯の「おかず」にならない!?

肉を食べているときなら、ポトフを食べても良いが、
ご飯ですか? なら、肉じゃが!
になるのでは?

私の親の世代ではもっと感じたのではないかナ、この居心地の悪さ。
また、梅雨や暑い夏に、煮込みを考える主婦はいないでしょう。

こんなことで、
葉物野菜の煮込み料理、定着できないのかもしれない。

急激に変化した日本人の食事ですが、
何を食べるかは、個々人に任されているわけで、
どこかで、たれかが、正しく見守ってくれている訳ではない。

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■ 関連ページへのリンク:野菜の美味しい時期(1月〜12月)
■ 天然ゴーヤのエキスパウダー:糖素減(とうそげん)
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野菜サラダでは成功しない痩身ダイエット

ダイエットでまず思いつくのが野菜です。
生の野菜サラダをがんばって食べますが .....。

確かに3週間も続ければ、5kgくらいの減量は誰でも可能
しかし、生の野菜サラダの効果はここまで。

結果、この5kg、何が無くなったのか?
「2kg程度のウンコ」、「筋肉」、「少しの内臓脂肪」ですね。

これなら、総量を減らす「食べない」ことでも同じ結果になります。
野菜を食べるという、あまり根拠のない安心感で続けた結果は、
「絶食」と同じことになっていて、
3週間目あたりから「飢餓」状態になり、リバウンドが始まる。

..... 意志が弱いから「失敗」した。そういうことではないです。
..... ダイエットに成功すると「意志が強い」なんて評価される。
..... 違います。ダイエットと意志、あまり関係していない。

ダイエットは、
体をコントロールする知識を持っていれば、できること。
自分の体を知っていれば、自然と、対策案が浮かんでくるものです。

成功者の体験談や方法は、参考になります。が、
「なぜ、それがよいのか?」を自分なりに理解することです。
理解できると、自分なりのアレンジができ、
これが、長く続けられる出発点にもなります。

野菜ダイエットに成功した人の日常生活、自分と同じと思っていませんか。
この人たち、3食、自分で調理している人が多い
こんなライフスタイルの中から、野菜の効果を述べていますよ。

■ 関連ページへのリンク:野菜の美味しい時期(1月〜12月)

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火曜日

土づくり運動 ... 土作りはできない

農業の「土」の話。
消費者もちょっと不安になる、生産者の力量。
ツケが国民に回るのか?

このページは「土の良し悪しを見分ける方法」から引用しています。
全く素人の当方は、興味津々。
ダイエットには直接には関係しない話ですが。
引用は要点だけを抜き出しています。
http://www.1brain.jp/2005/12/post_261.html より

<引用します>

「土づくり運動」
土は作って作れるものなのだろうか。

結論から言うと、土作りはできない。
気の遠くなるような年月でできた土は、簡単に変えられるものではない。


生産者は、肥料を与える。消毒をする。葉面散布する。とにかく与えて取ろうとする。
しかし、土は簡単に言うことをきいてくれない。

では、なぜ「土作り」と言われるようになったのだろうか。
それは農業が固定資産で、その場所で先祖の土地を守りながら生活していくしかなかったからである。土地を大切にするという意味があったと思われる。

時代は変わった。農業をして、わずかでも生産物があれば良いという時代は終ったのである。土に対する考え方を根本から見直す時期に入ったのである。土づくりという美名のもとに金と時間と手間をかけてはいけない時代になったのである。では、どうすればいいのだろうか。

土を変えるのではなく、土を選ぶのである。
生産者が極端に減少して休耕地がもの凄い面積になったから、選べる時代になった。土地は所有するのではなく、借りるというのも一般的なってきた。

これからの農業の秘訣は、土の良し暮しを見分けることができる選択眼
生産者はこの事にまったく慣れていない。
早く方向転換をして欲しい。

土の良し暮しを判断するには、スコップ1丁と根っこの気持ちになってみると判断がつく。 1mぐらい掘ってみるのである。断面を見れば、土の性質が一目でわかる。何万年もの土の活動が瞬間にして見える。
粘土層、礫層、火山灰土層、見れば一目でわかる。感触からも物理性がわかる。硬いかやわらかいのか。水分はどれくらい含んでいるのか。見たままをスケッチして感じたことをメモにとる。これだけでも土の良し悪しは相当判断できる。

さらに根っこの気持ちになってみる。もし自分が根だったら、ここにいて気持ちがいいかどうかである。根が気持ちよく張れる土は排水がよく、酸素を適度に含む事ができる状態の土である。

化学性は見ただけではわからない。EC、CEC、PH、などである。これは分析するしかない。そして、数値を読む力が必要。

土壌学というと難しいように思われるかもしれない。難しくは少しもない。その土で作物を作ったらどうなるのか、それだけである。

<引用の終わり>

農地が少しだけわかったような。
基本は土地選び。次は、地力の維持のための堆肥づくり? なのかな?

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■ 旬の野菜:野菜の美味しい時期(1月〜12月)
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旬の野菜を食べたいが .....

店頭に並ぶ野菜の種類の多さにビックリする昨今。
産地では、生き残りを賭けた野菜が栽培され、新たな産地として
現代の「旬」を提供してくれる。
が、このようなことで、店頭に並ぶおよそ1/3は、促成栽培ともいわれる。

最近、野菜の味が無くなったと言われて久しい、私も感じる。
一方で、品種改良により「にがみ」を無くしたという野菜が多くなっていく。 子供が食べるようになったニンジンやピーマンなどはわかりやすい例だ。
某官庁は、「多種類にして350gに量を増やす」食べ方を
説明なしに言うようになった。
徐々に増えてきた ? どうしたものか?

このような大規模流通で提供される野菜との「付き合い方」は、
難しいです。

しかし、どんな野菜でも基本は同じ。
旬の時期のものは味がよく、栄養価も高いということ。
● 自然な温度管理で育てられた野菜は、重油も電力も使わないのでコストアップしない。
● 近くで栽培されたものは、輸送コストも抑えられる。
だが、現実的には、このようなことには無理があり、速攻で変われない。

消費者には選択肢が幾つか示されている。
栄養、旬、新鮮さ、価格、.....、どれにしますか? と。
答えは、「どれが売れたか」で正解となり、
漫然と買ってしまうことの怖さがココにある。

◆ 旬とは、こんなこと ◆


たとえば、冬が旬のホウレンソウに含まれるビタミンCの量は、
冬採りは60mg、夏採りは20mgと季節によって栄養価が違う。

気候環境の違いから、栄養価が違ってくるわけだが、
ホウレンソウの場合は、冬に比べ夏のほうが気温の関係で成長が早く、 十分な栄養を生産する前に収穫されたため、といわれている。

また、ホウレンソウは、気温が氷点下になると自ら糖分を生産して凍らないようにする。だから、冬に食べるホウレンソウは「甘い」。

このように、旬の時期に収穫された野菜には、その野菜本来の特徴をしっかりもって育つため、栄養価にも優れた野菜になる。

野菜の旬とは、
「その野菜が本来の育成条件で精一杯に、育ったもの」と考えたい。
  • 「早採り」を旬とするもの。
  • 「完熟」を旬とするもの。
  • 「寝かせることで旬」を迎えるもの。
いつがよいのか、食べる側も勉強が必要です。
私たちがスーパーなどで買う野菜には、輸入されたもの、全国の産地からの旬のもの、倉庫で保存されていたものなど、さまざまな素性の野菜があり一同に並べられる。店頭で見ているだけでは、どの野菜が旬なのか判りにくい。

また、これとは違う流通をもつ産地直送の野菜や、
農家の近辺を歩くと、道端に無人店舗があったりする。

このような流通の違いは、それぞれに利用の仕方があるわけですが、 今日、どれを買うと良いのか、いま、自分は、家族は何を食べたほうが良いのか?
判断は私たちがしなければならない。

自分や家族の体の健康を考えて買いたいものだが、
その手始めが、野菜の「旬」を知っておくこと。
また、どうやって、自分の手元にやってきた野菜なのか。
このようなこと、できるだけ、知っておいた方がよいのです。 昔の、運を天に任せた素朴な農産物ではなく、「造られた商品」です。

なにげなく食べることでは健康になれない。
コレが、始まっている。
健康にもっとも直結している食べ物は、
ビタミン・ミネラルが売りの「野菜」です。
甘い味に品種改良して、ひきかえ、栄養成分が変わっているなら、
そのことを教えてほしい。 何を良しとするかは、買う側の判断ですね。
今は、その情報が隠されている。野菜は不思議な商品です。

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月曜日

「滋養」とは、何でしょうか

加齢と共に気になる「滋養」あるいは「滋養強壮」の言葉、
一般には、中高年にならないと意識しないのかもしれませんが、
ダイエットに成功するには、滋養が必要です。
健康な体を基本に考えられています。


体を滋養していない人のダイエットは、必ずリバウンドを起こしています。 食べなければ痩せる、当たり前ですが、生涯、続けることはできません。
滋養していない体は障害が現れやすく、ダイエットで更に栄養バランスを崩しやすくなることが、生命自体を危うい方向に傾むけます。

滋養とはなんでしょうか。
結論を先に言うと、弱い働きの部分を栄養で補うこと。「補う」です。 体を強く、元気に維持するために、その栄養を食べ続けることになりますので、食べ方は人様々になるわけです。

肩コリ、頭痛、腰痛など、病気とはされないような症状と、
滋養強壮を結びつけて考えたことはありますか?
肩コリに湿布、頭痛には頭痛薬、これで終わっていませんか?

我慢できない痛みは、湿布や服薬で取り去るとしても、
なぜ、そのような症状になるのか、が問題ですね。

精製された食品原料が多くなった今日、知らないうちに栄養バランスを崩していることが考えられます。
栄養補給が十分にできているダイエット方法で、
生涯に渡って続けても、栄養面に問題を起こさない方法を使うようにしましょう。

■ 旬の野菜:野菜の美味しい時期(1月〜12月)
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参考

漢方では、滋養と強壮を次ぎのように説明しています

「滋養」とは、「体に養分(栄養分)をしみ込ませる」こと。
「強壮」は精力 を含め、「体を強く、元気にする」という意味。
つまり、滋養強壮とは、先天の気である体質の弱い部分を栄養分で補い、体質を改善して強い体をつくること。

滋養強壮は体質改善に加え、次のようなときに必要とされています

  • 仕事や運動などによる過労。
  • 疲れていても、がんばらなければならないとき。
  • 病気で体力がないとき。
  • 病気の回復期。
  • 食欲がなく、食事で栄養が摂れないとき。
● 漢方での滋養強壮の処方は、「腎」が対象になる。
  漢方でいわれる腎とは、現在の
   視床下部、脳下垂体、副腎等の内分泌系、泌尿・生殖器系
  を含むものです。

●「腎が弱い」とは、以下のような状態。
  • 元気が出ない、精力減退等もその1つ。
  • 慢性的に腰がだるい、弱い、
  • 何事にも精力的に行えなくなり、精魂傾ける情熱もなくなっていく。
  • 忍耐力、根気の力、やり抜く意志、精神力も腎に関わっている。
● 漢方では、腎を補う食べ物として以下のものを挙げている
クルミ(胡桃)・松の実・栗 ・セロリ・黒豆(黒大豆、鳥豆)・ゴマ・龍眼・トウガン(冬瓜)・スイカの皮(西瓜)・アズキ(赤小豆、小豆)
など

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四季の国「旬」の考え方

カリフォルニアのブロッコリーが食卓に並ぶことの無かった昔、
野菜栽培は住んでいる土地の気候に左右されていたので、
時々の旬の野菜を食べ、季節に応じて自然に移り変わっていくものでした。

今日、周年で出荷される野菜が多くなり、
野菜の旬が判りにくくなったとはいえ、
スーパーストアを注意してみれば、
お店の都合で山積みされる正体不明の特売品がある中、
旬の野菜は、価格が安くなっていたり、山積みされていたりします。

四季がある日本の暮らしには、気候の変化に合わせた服装があるように、 自分のカラダの調子も変えていくことが必要で、
そのために、旬を食べることが勧められてきました。

しかし、美味しいステーキやケーキを知ってしまった日本人です。
世界に例がない食味華やかな日本では、美味しいので、つい食べ過ぎてしまう。 この美味しい食品は、寒冷気候のヨーロッパや大陸性気候のアメリカで、 寒い冬を乗り切る食べ方から生まれた食品でした。
ここでは、穀物を食べるよりも、牧畜からの肉や油、乳製品を食べる方が、 寒さに耐えやすかったわけです。さらに、砂糖の甘さが幸せを感じさせます。

日本に戻りましょう。
日本での暮らしは、寒さだけを考えはいられない温帯モンスーン
また、日本は、中でもハッキリした四季の変化があることが特徴です。 基本は、このようなサイクリックな気候変化、気温変化に身体を合わせていける
食べ方をしなければならないことで、
これを、説明なしに言っているのが、「旬のものを食べなさい」という表現。

しかし、ハウス栽培や輸入食品で食べ物の旬が判らなくなった今日、 どうすれば良いのでしょう?
そこで、知っておきたい、「旬」の考え方。
これは、次のような事らしい。

春に食べるもの

1)冬に溜まり、使い切れなかった脂肪分を無くすこと
2)溜まっている毒素を体外に排出すること
3)就職などの生活の変化からくるストレスを発散すること

梅雨にたべるもの

1)湿気からくる「むくみ」対策が必要、水分代謝をよくすること
2)夏に向かって消化・吸収機能を高めるようにすること

夏に食べるもの

1)暑熱と湿気で体力が消耗する。夏バテ対策をすること
  (暑気を取り、精神安定、快眠、水分代謝をよくする)

秋に食べるもの

1)秋は空気が乾燥、呼吸器と肌を守ること
2)冬に備えて滋養すること

冬に食べるもの

1)体を温めるもので冷えを予防すること
2)冬を乗り切る「滋養強壮」に勤めること

いかがでしょう?
このような「季節変動に対応する食べ方」が、
「旬」の食べ方の基本だそうです。
また、それぞれ人の体調に合わせて、食べ方を工夫していくものです。

店頭に並ぶ食品からは「旬」が見えなくなっていますが、
季節変化の対応に必要な食べ方は、
先人の知恵、「旬」の概念にあります。

このように「旬 = 年間目標」を持って食べること。
スバらしいですね。
これが、四季のある日本での食べ方ですね。

■ 旬の野菜:野菜の美味しい時期(1月〜12月)
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日曜日

やっぱり野菜、野菜の食べ方

ダイエットしたければ、
  • 野菜を煮て食べること。
  • 煮込んだ野菜と生野菜の両方を食べること。
  • 一日あたり、120gは緑黄色野菜を使い、淡色野菜とキノコを合わせて、1日に合計 350g は食べること。(目安ですが ..... )
  • よく噛んで、唾液の消化酵素をまぜること。

ビタミンCなら基本は生食ですが .....

ダイエットでも、消化酵素と代謝酵素の両方を摂ることが大切ですが、 何れの酵素も熱には弱く、およそ50度で酵素は壊れてしまう。
とくに、ビタミンCやアブラナ科に多いスルフォラファンなどを摂りたいときは生食のサラダ、キャベツなら一口大の大きさにして、成分が逃げないようにします。

注意することは、 野菜を切った後、水に長く付けたりしないこと。

農薬を洗うのなら流水をを使います。
また、シナシナの野菜を元気にするために、水につけることがありますが、 水道水は止め、沸騰、冷却した水を使います。
とくに、水に漬けるとビタミンCなどが流れ出しやすいホウレンソウのような野菜は、注意です。

シナシナになった野菜をシャキシャキにしようとは考えないで、 煮たり炒めたりする調理方法に変えるほうが良いです。
この考え方は、高度成長期の外食産業が「見た目」にこだわったもの。 古くなった野菜を「らしく」する方法で、失う栄養のほうが多いのです。

野菜は煮込みや蒸し調理で、抗酸化食品に変身する

野菜は煮込み料理にすると、ミネラルやポリフェノールが摂取しやすくなるり、ダイエット・病気予防・美肌には、欠かない調理方法です。

これは、野菜の細胞壁を加熱して壊しスープに溶け出させることで、吸収できなくて捨てられるミネラルやポリフェノールを体に吸収させることになります。
たとえば、サラダ野菜として紹介されてきたレタスは、
5分以上煮ることでポリフェノールの吸収がよくなり、
抗酸化に働く食品に変身します。

このように、野菜のミネラルやポリフェノールを吸収したいなら、
加熱調理です。
しかし、炒め調理ではシャキシャキの歯ざわりを求めるため
加熱時間が短くなってしまい、
うまくポリフェノールが溶け出さないことが多いので、
煮込みやスープなどの方法がよい調理方法です。
ただし、野菜のビタミンCは熱に弱いものが多く、
失われることが多くなります。

電子レンジを使う蒸し調理の温野菜にすると、
栄養が逃げにくく、細胞壁が壊れやすくなり、
よく噛むことで、さらに消化・吸収をよくします。

体を冷やすとされる野菜が多いのですが、
煮込みや温野菜にするとこれが反転、
冷え性にはありがたいダイエット効果をもつ食材になります。

注意:
生食、加熱調理、何れでも抗酸化力があまり変わらない野菜もあります。トマトやピーマン、にら、などです。加熱で旨みが増したり、油料理で吸収がよくなったり、と他の相乗効果が加熱料理にはありますので、野菜の特徴を知っておくと特をします。

緑黄色野菜

カロテンを多く含む野菜のことを緑黄色野菜といいます。
緑色、赤色、黄色、このような色が強い野菜のことです。

淡色野菜は、白い色と紫色のもので、
いも類とマメ類、キャベツや白菜のような根菜や葉物野菜で、
抗酸化成分のポリフェノールやビタミンCを豊富に含みます。

黒い野菜があります。キノコ類のことです。
これには、免疫力に働くビタミンや糖タンパク質を多く含みます。

ダイエットは、ただ痩せればよいのではく、健康な肌や筋力、元気に過ごせる気力、このようなことが無くなってしまってはいけません。
これには、カロテンを含む緑黄色野菜を中心にし、淡色野菜と黒い野菜(キノコ)を織り交ぜて食べることが大切です。
緑黄色野菜が120gといわれるのは、「カロテンを摂りなさい」の意味です。

同じ野菜を食べ続けない

「同じ組合せで買わない」と考えても良いです。
その時々、旬の季節を迎えた野菜を基本に買うと、
年間ではかなりの種類を食べることになります。

昔は、露地栽培が中心で、住んでいる土地の気候に左右されていたので、 必然的に旬の野菜を食べ、種類が多くなっていました。

周年で出荷される野菜が多い中、野菜売り場を注意してみれば、
旬の野菜は、価格が安くなっていたり、山積みされていたりします。 季節の移り変わりで葉物野菜、根菜類、豆類、などに変わっていきますので、売り場全体を眺めながら、食材を決めるのもよいですね。

●● 私たち現代人の「医食同源」 ●●

食べたい料理を考える前に、
「今が美味しい野菜」を見て料理を決める、ようにしましょう。
自然と野菜の種類も、料理も、増えていきます。
食べることが、楽しくなります。
そして、ダイエットできるのだから、これが食べ方の基本。
私たち現代人の「医食同源」です。

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