火曜日

電子産業が、電子部品から野菜へシフト

露地物、水耕栽培、そして工場野菜、それそれに栄養価が違います。
どれも、避けることはできない訳で、
これらを受け入れる「食べ方」を考えること、これが現実的な対処ですね。なので、「どんな栄養価なのか?」、サプリメントのように表示してほしい。
摂取できる可能性がある栄養素を提示してほしい。

工場野菜のことを書きます。

国内では、電子部品工場が、野菜を生産する植物工場に変わっているらしい。これまでにも、売りに出された工場社屋を野菜工場に利用する例はあった。

しかし、電子部品工場が野菜工場になる場合は、ちょっと様子が違う。

昨今の不況により経営自体が危うくなった電子部品工場の、「生き残り策」であったり、野菜工場に有利な設備が揃う電子部品工場を、再利用しようとするもの。
爆発的に増加する可能性がある、そう、感じませんか?

朝日新聞に掲載された野菜工場の経営者は、次のように語っている。
「軽作業のため、女性やお年寄り、障害者が働くことができる。雇用の拡大に役立てれば」また、工場で作られる製品については、
「洗わず、甘い、安心野菜」をウリにしている。

なんだか、違和感を感じるのは、私だけだろうか?

野菜などの作物は、
安全面においては、農薬を減らす基準(有機JASのように)がいくつかある一方で、野菜がもつ栄養価の基準や、栄養価の表示義務はない。

たとえば、
緑黄色野菜の定義は、従来、「カロテンを豊富に含む野菜」だったように思うが、カロテンの量を数値で示すことはなく、判断は、「色」を見るしかない。
濃い緑色、みずみずしい緑色、など、主観的で本物を知る経験者でなければ「栄養の質」は分からない。
v 戦後、米軍がつくった水耕施設を参考に、昭和35年に園芸試験場で始められた国内の水耕栽培のノウハウは、世界でもトップクラス。
植物工場(野菜工場)は培われてきた水耕栽培のノウハウに、コンピュータによる施設管理、さらにLED照明技術の進歩、などが組み合わされている。
電子部品工場からの転換は、食料の自給率問題に後押しされ、今後益々、多くなりそうに思える。
小規模システム化も進み、アクアリウムのようなシステムでも登場するかもしれない。

しかし、日本で半世紀に渡り続けられてきた水耕栽培での「栄養価」に、大きな進歩はないように思う。
太陽光を遮断する野菜工場では、ますます、栄養のエンプティー化が進むかもしれない。

食品に付けられている次のような説明は、
何を意味しているのだろうか?
..... 農林水産省の有機JASの厳しい基準以上の品質基準で野菜を生産しています。 ..... ここでいう「品質基準」とは? ご存じですか?

良いところ:
・農薬を使わないことも可能
・肥料を管理し、硝酸塩を低いレベルに抑えられる
気になるところ:
「味はえぐみがなく、甘い」
  ..... 裏返せば、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどが少ないということ。

露地物、水耕栽培、そして工場野菜。それそれに栄養価が違います。
どれも、避けることはできない訳で、
これらを受け入れる「食べ方」を考えること、これが現実的な対処ですね。
なので、「どんな栄養価なのか?」、教えてほしい。

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