気になるところでしたが、ナポリから「低炭水化物食が有利」とする報告があります。
低脂肪食を遵守した2型糖尿病患者では70%が糖尿病薬物療法を必要としたのに対し、地中海ダイエットを遵守した患者では44%にとどまったという、ナポリ第二大学内分泌学・代謝疾患教授のDario Giugliano氏の報告です。(2009年8月)
この研究では、
・低脂肪食群 107例
・地中海ダイエット群 108例
・非盲検で4年間の経過を観察 というもの。
中海ダイエット群では低脂肪食群に比べ、糖尿病薬物療法を開始した患者が26%少なかった。これは地中海イエット群で薬物療法への移行リスクが37%低減したことに相当した。とされています。
地中海ダイエットは
・ナッツ類、豆類、シリアルといった植物性の食物や魚類が多い
・一価不飽和脂肪の元であるオリーブオイルを多く用いる
さらに、適量のワイン摂取や、赤身肉などの摂取を抑える効果があることで、血糖管理だけでなく、心血管疾患リスクや癌(がん)、死亡の減少という効果とも関連するという。
私事ですが、
私が糖尿病と診断を受けダイエットしたとき、
ご飯は一日一杯まで、パンの替わりにシリアル、ナッツや豆類を多くした。さらに、調理の油を止め、最後は牛乳も止めて脂肪を押さえた。
油は日本食でも使えるグレープシードオイルにした。
ナポリ第二大学の、低脂肪食よりも「低炭水化物食」が有利とする見方は日本人の体質にも合うように思えます。
小麦が多い炭水化物食のイタリア、米を食べる日本、体格も似ていますね。
しかし、彼らの言う「地中海ダイエット」が日本でカンタンに出来るわけではなないと思う。
・新鮮な魚介類であること
・完熟したトマトを加熱や生で多食していること
毎日の食事にこのようなことを取り入れることは大変です。「地中海」というイメージが先行してしまう日本は注意ですよ。
地中海ダイエットの概要
- 植物性の食物をたっぷり摂ること。
- 加工度の低い食物を、多種類、多めに食べます。
- 油脂はオリーブオイルを主にとります。
- 脂質のカロリー比は25%から35%ぐらい。特に肉に多い飽和脂肪酸は7%〜8%以下にします。霜降りは止めましょう、刺身なら赤身です。
- 牛乳や乳製品は少なめにします。出来ればローファットのもの。
- 魚や鶏肉は週に数回程度にします。玉子は週に0〜4個にします。
- 赤身の肉は月に数回(合計340g〜450g)にします。脂身は避けます。
- デザートは果物をメインにします。砂糖やバター、生クリームの多い甘いものは週に数回に減らします。(無理に摂ることはありません)
- 十分な運動をします。(体重増加させないように運動する)
- ワインは、男性なら1日にグラス2〜3杯、女性なら1〜2杯を飲みます。
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