火曜日

素早く酔ってしまう方法 ....

適当とされる飲酒量には個人差がありますが、日本酒では1日1合から2合、ビールなら大びん1〜2本といわれていますね。

この量で酔ってしまいたい ..... できるだけ!
そんなときは、
空腹にして、おつまみを食べず、
リラックスして飲む
ことが、酔いやすくします。
さらに、
山の上、海岸、雨降り、台風などの低気圧では、
少ない酒でも酔いが回ります

ただ、酩酊までの時間も長くなる可能性が高く、酒量が増えることもありますので注意しましょう。

酒飲みは「塩」だけを舐めながら飲み、おつまみを食べないことでアルコール分解を抑え、血中濃度を上げることに徹しています。
塩はどうかと思うが、コレ、効率よく酔う方法です。

酔いたいのなら、そのことだけに徹すること。
胃を空っぽにして飲みはじめ、ほどよく酔ったところで、
空腹感がわいてくるハズ、ここで、おつまみを頂きましょう。

お酒には危険な飲み方もありますので、下記のことも気にしておいてください。

一般に、女性は男性よりお酒に弱い

●女性ホルモンにはアルコールの分解を抑える作用があるため、生理前7日前後、あるいは排卵前にお酒を飲むと、いつもより早く酔いが回り、悪酔いしやすくなります。
●女性がお酒を過度に飲み続けた場合、短期間(男性の半分)でアルコールの害を受け、アルコール依存症になってしまうと考えられています。
● 妊娠中にお酒を飲むと発達障害や知能障害などの障害を持った子供が生まれる危険があります。

適量以上では脳が萎縮

(千葉大学脳神経外科グループ)
● 適量以上の酒飲みは10年早く脳萎縮が進行するそうです。
● 慢性アルコール中毒患者では、脳血流やグルコース代謝が低下し、判断力などの高次機能が障害されます。
● アルコールによる脳萎縮や脳のダメージはある程度可逆性があり、禁酒をして数ヶ月すると、脳萎縮も徐々に回復してくるそうです。

糖尿病患者のアルコール

糖尿病患者にとって有害と思われがちなアルコールが、少量の飲酒ならば糖尿病治療に悪影響を与えず、むしろ好ましいことが、日本臨床内科医会の調査で報告されています。
● アルコールは食事療法を乱す原因となるため、通常は禁酒・節酒が必要。「飲酒を勧めるわけにはいかないが、お酒の好きな人が全く我慢することはない」としています。

悪酔いしやすい人の癌リスクは高い

酒を飲むとすぐに顔にでやすいタイプ、この体質の人はアルコールの害を受けやすく、肝臓病や癌になりやすいというリスクをかかえています。特にこのタイプの人たちの食道癌のリスクが高いといわれます。
悪酔いとは、血中アルコール濃度もアセトアルデヒド濃度もともに高い状態における不快な症状。酷い疲れ、興奮状態、体調が悪い時などではアセトアルデヒドの分解が遅れることで悪酔いしやすい。

虚血性心臓病の予防効果

アルコールが心筋梗塞や狭心症など虚血性心臓病を予防する効果が確かめられています。虚血性心臓病の危険度は飲酒量の多少にかかわらず、飲まない人より低く抑えられるのがはっきりしています。
善玉コレステロールが増え、血管の中で血液を詰まりにくくし、アルコールがそれほど血圧を上げないこと、ストレスから解放する作用などが関係しているようです。

酒に弱いモンゴロイド

悪酔い・二日酔いの原因物質アセトアルデヒドを分解するのがアルデヒド脱水素酵素(ALDH)で、この酵素には1型と2型がある
飲み始めの血中濃度が低い時、まず2型(ALDH2)が働くのですが、日本人の場合、約40%がALDH2の働きが弱い「低活性型」でお酒に弱い人、そして4%は全くない「不活性型」で、全くお酒を飲めない人だと言われています。
ALDH2の不活性型はモンゴロイド系にしか存在しないようで、日本人の44%、中国人の41%、韓国人では28%、ヨーロッパやアフリカ人ではこの不活性型はみられません。

参考:アルコール分解
口から入ったアルコールは胃の中で約20%、そして小腸から残りの約80%が吸収されます。そして血液に溶け込んで数分のうちに全身にくまなくゆきわたります。
●体内に入ったアルコールの大部分は肝臓で代謝されるのですが、肝臓では、まずアルコール脱水素酵素(ADH)によって、アルコールはアセトアルデヒドに分解されます。
次に、アセトアルデヒドはアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によってアセテート(酢酸)に分解され、血液によって全身をめぐります。
●筋肉や脂肪組織などで、アセテートは水と二酸化炭素に分解されて体外に排出されます。
●体に入ったアルコールのごく一部は体内で処理されずに、尿や汗、呼気となって、体の外に出ていきます。


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