火曜日

土づくり運動 ... 土作りはできない

農業の「土」の話。
消費者もちょっと不安になる、生産者の力量。
ツケが国民に回るのか?

このページは「土の良し悪しを見分ける方法」から引用しています。
全く素人の当方は、興味津々。
ダイエットには直接には関係しない話ですが。
引用は要点だけを抜き出しています。
http://www.1brain.jp/2005/12/post_261.html より

<引用します>

「土づくり運動」
土は作って作れるものなのだろうか。

結論から言うと、土作りはできない。
気の遠くなるような年月でできた土は、簡単に変えられるものではない。


生産者は、肥料を与える。消毒をする。葉面散布する。とにかく与えて取ろうとする。
しかし、土は簡単に言うことをきいてくれない。

では、なぜ「土作り」と言われるようになったのだろうか。
それは農業が固定資産で、その場所で先祖の土地を守りながら生活していくしかなかったからである。土地を大切にするという意味があったと思われる。

時代は変わった。農業をして、わずかでも生産物があれば良いという時代は終ったのである。土に対する考え方を根本から見直す時期に入ったのである。土づくりという美名のもとに金と時間と手間をかけてはいけない時代になったのである。では、どうすればいいのだろうか。

土を変えるのではなく、土を選ぶのである。
生産者が極端に減少して休耕地がもの凄い面積になったから、選べる時代になった。土地は所有するのではなく、借りるというのも一般的なってきた。

これからの農業の秘訣は、土の良し暮しを見分けることができる選択眼
生産者はこの事にまったく慣れていない。
早く方向転換をして欲しい。

土の良し暮しを判断するには、スコップ1丁と根っこの気持ちになってみると判断がつく。 1mぐらい掘ってみるのである。断面を見れば、土の性質が一目でわかる。何万年もの土の活動が瞬間にして見える。
粘土層、礫層、火山灰土層、見れば一目でわかる。感触からも物理性がわかる。硬いかやわらかいのか。水分はどれくらい含んでいるのか。見たままをスケッチして感じたことをメモにとる。これだけでも土の良し悪しは相当判断できる。

さらに根っこの気持ちになってみる。もし自分が根だったら、ここにいて気持ちがいいかどうかである。根が気持ちよく張れる土は排水がよく、酸素を適度に含む事ができる状態の土である。

化学性は見ただけではわからない。EC、CEC、PH、などである。これは分析するしかない。そして、数値を読む力が必要。

土壌学というと難しいように思われるかもしれない。難しくは少しもない。その土で作物を作ったらどうなるのか、それだけである。

<引用の終わり>

農地が少しだけわかったような。
基本は土地選び。次は、地力の維持のための堆肥づくり? なのかな?

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